
汗が止まらないこの季節、洗顔のし過ぎ
大丈夫ですか?
肌の常在菌とは?(基礎)
肌の常在菌=スキンマイクロバイオームは、皮膚表面に共生する微生物群のこと。肌の弱酸性pHの維持・皮脂や汗の代謝・バリア機能の補助などに関わり、健やかな角層環境を支えます。
ポイント
- 多様性が保たれているほど安定しやすい
- 洗いすぎ・乾燥・紫外線・強刺激で乱れやすい
- 整った角層は水分保持&外的刺激への抵抗が向上

常在菌バランスが美肌に効く理由
角層がうるおいを保ち、適切なpHが維持されると、外的刺激に過敏に反応しにくい状態に。結果として、乾燥感・つっぱり・くすみ・ゆらぎの軽減が期待できます。
コツ:強い変化を狙うより「小さな良い習慣を積み重ねる」ほうが、肌フローラは安定しやすいです。

私は、お風呂上りは濡れたままセサミオイル。
朝はティッシュで水分を抑えてからセサミオイル。
顔にタオルは絶対使いません
乱れやすい原因とセルフチェック
要因 | 例 | 対策 |
---|---|---|
洗いすぎ | W洗顔の摩擦、強アルカリ石けんの常用 | 低刺激・弱酸性を選び回数・時間を短く |
乾燥 | 空調・長時間入浴・拭き取りすぎ | 入浴後5分以内に保湿、ミスト+乳液/クリーム |
刺激 | 高濃度ピーリングの乱用、強い香料 | 頻度見直し・低刺激設計へ切り替え |
生活リズム | 睡眠不足・偏食・ストレス過多 | 睡眠・バランス食・軽い運動で内側から |
常在菌を守るスキンケア基本ルーティン
朝
- ぬるま湯+低刺激洗顔でやさしく
- 化粧水 → 乳液/クリームで保湿を層に
- UVケアで日中の刺激をブロック
夜
- メイクは低刺激クレンジングで摩擦最小化
- 週1〜2回だけ穏やかな角質ケア
- 仕上げに油分でフタ(後述のオイルも可)
プロTIP:タオルは優しく押さえるだけ。擦らないことが、フローラの乱れ予防に直結します。

ティッシュが一番!
プレ/プロバイオティクス化粧品の選び方
用語の目安:
- プロバイオティクス配合:発酵・乳酸菌由来成分などで角層環境をサポート
- プレバイオティクス配合:常在菌が好む環境づくりを助ける処方(糖類・アミノ酸等)
- 後天的な刺激を避ける設計:弱酸性・アルコール控えめ・香料控えめ など
※ 各成分の働きは製品により異なるため、肌質に合わせて少量からテストしましょう。
セサミオイル(ごま油)の特徴と使い方
セサミオイルは、保湿・柔軟に優れ、角層の水分保持を助けて肌のゆらぎ期のサポートに役立つ場合があります。常在菌そのものに直接働きかける目的ではなく、角層環境を整えて守る発想で取り入れるのがポイントです。
肌本来の美しさを取り戻してくれますよ
選び方の目安
- 精製 or 低温圧搾(コールドプレス):香りや刺激が穏やか
- フェイス用グレード:スキンケア用として販売されるもの
- 遮光ボトル・フレッシュな使用期限
使い方(顔)
- 化粧水→乳液の前、スキンケアの一番最初に顔全体に1〜2滴浸透させる
- 頬・目元など乾きやすい所に押さえるように薄く塗布
- ベタつく場合はティッシュオフ
使い方(ボディ)
入浴後3分以内に、濡れた肌へ薄くのばす「濡れ肌塗り」で摩擦を最小化。
パッチテスト:二の腕の内側に少量を塗り24〜48時間様子を見る。赤み・かゆみが出たら使用を中止してください。
※ ニキビができやすい方は、使用量を極少量にしてTゾーンは避けるなど調整を。肌質との相性を最優先に。
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よくある質問
オイルは常在菌に悪いですか?
一概に「悪い」わけではありません。合うオイルを薄く使えば、保湿膜が整って角層環境の維持に役立つことがあります。過量・摩擦・高香料は避け、肌の反応を見ながら調整してください。 どれくらいで変化を感じますか?
個人差はありますが、乾燥感の軽減は数日〜2週間、見た目の変化は数週間〜で感じる人が多い印象です。写真とメモで変化を記録すると判断しやすくなります。
注意・免責
本記事は一般的な情報であり、医療行為や個別の診断を目的とするものではありません。強いかゆみ・発疹・炎症などの症状がある場合は、使用を中止して医療機関へご相談ください。食品アレルギー(ごま等)がある方は、事前に医師へご確認ください。
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